Diamond Journey - Sarine Diamond Journey - Sarine

DIAMOND JOURNEY™
トレーサビリティ

diamond planning

SARINE DIAMOND JOURNEY™

原石が輝くまでの長い旅

地中の奥深くで生成されたダイヤモンドが採掘、研磨されて店頭に並ぶまでには個性あふれる魅力的な物語が存在します。宝石業者はモデリングからマッピング、プランニング、カッティング、研磨に至る全工程でSarineの技術を活用し、ダイヤモンドの価値を最大化しています。1億を超えるダイヤモンド原石を取り扱ってきたSarineのシステムには業界のあらゆる関係者にトレーサビリティソリューションを提供できるだけの立証可能なデータが蓄積されています。

DIAMOND JOURNEY™トレーサビリティ

ダイヤモンド業界が直面するトレーサビリティの課題解決向けたSarineの取り組みを動画でご覧ください。

DIAMOND JOURNEY™ストーリー

ダイヤモンドの生い立ちを消費者に正確に伝えるには?小売店の悩みを解消するための取り組みを動画でご覧ください。

当社のパートナー

原石から宝石まで

加工プロセス

ダイヤモンドが辿る道のり

採掘プロセス - 旅の始まり

ダイヤモンドの採掘

人類はなぜダイヤモンドに特別な価値を見い出すのでしょうか。それは、単なる炭素から最も硬い結晶を生み出した自然現象に対する畏怖からかもしれません。約30億年前に地中深くの高温高圧な環境で生成された結晶は、地殻変動による火山活動で地表に姿を現しました。これが天然ダイヤモンドがすべて異なり、原石を採掘するのに高度な手法や多くの時間を必要する理由です。

スキャニング:トレーサビリティの出発点

Sarine Diamond Journey™トレーサビリティは、採掘業者がダイヤモンド原石を3D画像で撮影し、それをデジタルレポートと紐付けることで始まります。これは原石から製品に至るダイヤモンドの全加工プロセスを認証の鎖で繋ぐための最初のステップです。エンドツーエンドのトレーサビリティを担保するこのデータは安全なクラウド上に保管されます。

登録コードの発行

diamond Registration process

新生児に与えられる名前のように、鉱山から採掘された原石には「登録コード」が付与されます。鉱山でのデジタルスキャンを経て3Dモデル化された原石に原産国などの識別情報を追加したデータは、Sarineの安全なクラウドシステム上にアップロードされます。

研磨プロセス

原石の照合

Sarine Diamond Journey™トレーサビリティは、メーカー(研磨業者)での「原石の照合」に引き継がれます。国境や大陸を越えて取引された原石は研磨業者の施設で再度スキャンされ、Sarine独自の照合アルゴリズムを使って採掘業者が登録した原石との照合が行われます。原石が一致すれば新たな所有者(研磨業者)に再登録され、一致しなければ警告が通知されます。

Rough diamond

マッピング:ダイヤモンドの真価を探る

人間の指紋と同じように、ダイヤモンド原石もそれぞれ固有の特徴を持っています。このような特徴を判別するのにSarineの高度なダイヤモンド・マッピング技術が使われるます。例えば、ダイヤモンド原石をスキャンしてバースマークを表示するGalaxy®、ダイヤモンドの表面をマッピングするDiaExpert®、原石を分析して研磨後の輝きや価値を予測するAdvisor®などがあります。

プランニング:最適なカットを見つける

原石のカットや研磨の選択肢は無限にありますが、産出地、大きさ、バースマーク、特徴を把握して、原石が秘める美しさや価値を最大限に引き出すカットは限られています。最適なカッティングプランを作成し、完璧なカットを実現するために、Sarineのプランニング技術が使われています。

研磨プランが決定すると、Sarine Diamond Journey™トレーサビリティによって原石から研磨に至る工程の画像やデータが記録されます。

ソーイング:高い技術と精度で切り出す

地球上で最も硬い物質からダイヤモンドを作り出すには、丹念な作業と高い技術が必要です。Sarine Quazer®は業界を代表する高品質のレーザーソーイング装置です。技術、忍耐、最先端の技術を組み合わせて高い精度で天然ダイヤモンドを切り出します。

ポリッシング:究極の美を引き出す

天然ダイヤモンドが美しい宝石に生まれ変わるための最終プロセスがポリッシング(研磨)です。DiaMension®HD技術によってダイヤモンドを定期的にスキャンし、当初のプランに忠実なダイヤモンドに仕上げます。

研磨されたダイヤモンドは事前の予想データとの照合が行われた後、メーカーに再登録されます。

SARINE LAB - 原石と完成品の照合

ダイヤモンドの鑑定

Sarine Diamond Journey™トレーサビリティは、次に鑑定プロセスに至ります。人工知能(AI)を活用した鑑定は、人間による鑑定につきもののぶれを解消し、鑑定の精度、一貫性、再現性を新たなレベルに引き上げることで、消費者により正確なダイヤモンドの情報を伝えることを可能にします。

 

研磨後の確認プロセスでは、研磨されたダイヤモンドのプロポーション、内包物など固有の特徴をプランニングの最終段階で登録した特徴と照らし合わせ、原石と完成品の同一性を確認します。

レポートの作成

Sarine report

Sarine Diamond Journeyトレーサビリティは、Diamond Journey®レポートの作成で長い旅を終えます。このレポートはダイヤモンド原石がさまざまな工程を経て美しく輝くまでの物語を消費者に伝えます。