子会社

SARIN TECHNOLOGIESインド株式会社

Sarineのインド支社は、インドの金融都市ムンバイに本社を置く、2004年設立の完全子会社です。インドおよびスリランカのダイヤモンド業界へのビフォー/アフターサービスの提供を目的に、従業員数わずか18名で設立された同社は現在、ムンバイおよびインドのダイヤモンド拠点であるスーラトで380名の従業員を雇用しています。

同社の現在の事業内容は、ダイヤモンド業界関係者による新技術の統合に向けたニーズ評価や計画策定の支援、メーカーの従業員を対象とする最新設備やソフトウェアに関する研修の実施、保証期間中や保証期間後のメンテナンスの提供、中小の顧客企業に役立つ各種サービスセンターの運営などです。

さらに、ムンバイおよびスーラトにある2つの内包物マッピングサービスセンターでは、現在利用できるすべてのGalaxy™機を用いたあらゆる大きさの石の高精度スキャニング・プラニングサービスも提供。また、業界最高水準の精度を誇るQuazer™ IIグリーンレーザーを用いた、高性能で安全なレーザーソーイングサービスも提供しています。

トップレベルの顧客サービスの提供に向け、たゆまぬ努力を続ける質の高い人材は、同社の強みです。スーラトにある「Sarine House」の2015年の竣工により、同社のあらゆる活動が最新施設の同じ屋根の下に収容され、インド国内の顧客向けサービスがより一層強化されました。

GALATEA LTD(イスラエル)

イスラエルの若い起業家により2004年に設立されたGalateaは、ダイヤモンド原石の内包物の高精度検出の自動化をいち早く実現した企業です。2008年のSarine Technologiesによる同社の買収後、試作段階にあった技術が、Galaxy™システムとして2009年に商品化・発売されました。

その後、Galaxy™ XL、Galaxy™ Ultra、Solaris™など、検出可能な石のサイズやスキャニング精度の異なる様々な機種が追加され、これらは皆、原石内部の内包物の高精度3Dマップの作成に利用されています。

ここで得られた情報は、Sarineのプランニング製品に統合され、ダイヤモンドプランニングをもののない、新たなレベルに引き上げています。この当社独自の技術は、内包物マッピング分野で世界トップかつ唯一の自動化ソリューションとして、世界中の大手メーカーに導入されています。また、このシステムに固有の機能は、SarineまたはSarineからライセンスを得て運営されているサービスセンター内の全主要ダイヤモンドセンターで提供されています。

北米Sarine株式会社

北米Sarine株式会社は、ダイヤモンドジュエリーの世界最大の市場である北米での知名度および顧客サポート体制を強化する目的で、2012年にSarineの完全子会社として設立されました。北米Sarineの本社は、「ダイヤモンドウェイ」として知られるニューヨーク市47丁目に新たにオープンしたインターナショナル ジェム タワー内に置かれています。

北米Sarineは、米国およびカナダのダイヤモンドジュエリー小売・卸売業者に、現地のニーズに合った革新的なソリューションを提供していくほか、現地でのGalaxy™センターの開設を通した内包物マッピングサービスの提供や、米国内の研磨業者の支援に取り組んでいきます。

香港Sarine株式会社

Sarineグループのアジア太平洋地域支社である香港Sarineは、Sarine Technologies株式会社の完全子会社です。九龍にある同社の施設は、アジア太平洋全域のダイヤモンド小売・卸売取引の拠点として、Sarineが誇る一連のカッティング・グレーディング(鑑定)・画像化ソリューションの同地域での提供を実現するために設立されました。香港およびアジア太平洋地域の顧客ニーズを熟知する香港Sarineは現在、Sarineのサービスやサポートを利用しやすい環境の整備に取り組んでいます。