サリネの高度な4C評価技術でダ サリネの高度な4C評価技術でダ

自動鑑定とは

ダイヤモンド業界では、ダイヤモンドの希少性や価値を評価する基準として、4Cが長年使用されてきました。ですが、人間の目による鑑定は常に矛盾が伴う不正確な作業であるだけでなく、カラーの僅かな違いや、クラリティ鑑定の基礎となる内包物の位置や形状を人の目で判断することは非常に困難です。人工知能を活かした最先端テクノロジーにより、自動4C鑑定を世界で初めて実現したSarineのテクノロジーラボは、一貫性のある客観的で信頼性の高い、これまでにないレベルのダイヤモンド鑑定を可能にしています。

カラット

カラットは、ダイヤモンドなどの宝石の質量を表す単位です。カラットは、1907年にフランスで開催された第4回国際度量衡総会での正式採択後、国際的に認められた単位として急速に普及しました。

1カラットは、0.2グラム(200ミリグラム)の質量に相当する単位です。そのため、1カラットのダイヤモンドは、0.2グラムの重さがあります。これより小さいダイヤモンドには、カラットポイントが重さの単位として使用されます。1カラット=100ポイントのため、10ポイントのダイヤモンドの重さはカラットの10分の1に相当する0.02グラムとなります。通常、ダイヤモンドが大きいほど価格は高くなりますが、ダイヤモンドの価格は4Cすべてに左右されるため、より高いクラリティやカラー鑑定のダイヤモンドや、カット品質が極めて高いダイヤモンドの場合、小さくても高値が付く可能性があります。

カットの自動鑑定

生活のあらゆる場面にテクノロジーが浸透してきていることを踏まえれば、それがダイヤモンド鑑定でも不可欠な要素となっていることは当然のことでしょう。事実、カット鑑定は、

カットの最重要要素である形のバランス(プロポーション)を自動測定できる世界初のソリューションDiaMension®が1992年に商品化されたことで、革命的に変化しました。DiaMension®は、宝石のカット鑑定方法を一変させ、それまで達成し得なかったレベルの精度を実現したのです。

クラリティ (透明度) のAI鑑定

クラリティ鑑定は従来、鑑定士がルーペ(拡大鏡)で宝石を検査し、鑑定基準と照らし合わせる方法で行われてきました。

Sarine Clarityは、DiaMension®がカット鑑定にもたらしたのと同じ革命的な変化を、クラリティ(透明度)鑑定にもたらすために開発されました。ダイヤモンドの内包物やキズの包括的なデジタルマップに基づいて、正確かつ偏見に囚われないクラリティの自動鑑定を実現します。

この技術は、様々な種類のダイヤモンドに関する複数の鑑定士による徹底した調査や、大量のサンプルから得られたクラリティに関する詳細情報に基づき開発されました。さらに、双方向での複数の試験や検証を重ねることで、信頼できるクラリティ鑑定システムの基盤を成すクラリティ鑑定アルゴリズムが開発されたのです。

これにより、鑑定作業が完全にデジタル化され、人間の主観やミスに左右されないクラリティ鑑定が実現しました。また、生産業者が定義したクラリティ基準に基づくダイヤモンドの分類を可能にすることで、それぞれのダイヤモンドに適した市場も特定しやすくなりました。

カラーのAI鑑定

無色透明のいわゆる「ホワイト」ダイヤモンドでは、目には見えないわずかな色味が、価格を大きく左右する可能性があります。

従来、ダイヤモンドのカラー鑑定は、訓練を受けた鑑定士により宝石研究所で行われてきました。白紙の上にダイヤモンドを置き、特殊照明を当てることで、対象のダイヤモンドをマスターセットと呼ばれる比較対象と比較する方法です。

鑑定士の目によるカラー鑑定は、明らかに矛盾しやすい傾向にあります。これは、人間の認識が主観に左右されやすいためで、人によるカラー鑑定では、鑑定士間による誤差が生じるのはもちろん、同じ鑑定士でも時間や日によって誤差が生じることが確認されています。テクノロジーを主体とする規格化されたカラー鑑定には、手作業を越える一貫した精度を実現することで、こうした問題を解消できるという利点があるのです。

シンメトリー

プロポーション(形のバランス)

シェイプ